こんばんは♡
今日は、自己愛性人格障害の人の
共感力がないわけについて
お話したいとおもいます。
彼が自己愛性人格障害だと気付き、
なんとか
別れるところまできたあなたも、
どうしても彼との
楽しかった頃を思いだし、
もう一度あの頃に戻れたらと
思ったりしませんか?
それには2つ理由があります。
ひとつは、
自己愛性人格障害との付き合いが、
はじめの頃は、
本当に素晴らしいもの
だったからです。
あなたももうご存じの通り、
自己愛性人格障害のひとは
どうしても尊大な自分を
みせつけてしまうところがあり、
であったばかりの頃は特に素敵です。
ものすごく優しかったり、
ものすごく仕事ができたり、
ものすごく頼りがいがあったり
器用だったり、
スポーツ万能だったりします。
彼の話はいつも説得力があり、
周りのひとたちも
彼の話には引き寄せられるひとも
多かったのではないでしょうか。
そんな素敵な彼に
戻ってくれるのではないか
と期待をしてしまうのです。
たしかに同じ人間だし
特に自己愛性人格障害のひとは
モラハラをしない相手には
ものすごく優しくて
気配りができる人がほとんどです。
だから、そんな彼を、
別れても見かけてしまう
環境にいるひとは特に、
妬きもちを妬いたり、
どうして自分には
昔のように優しくしてくれないのかと、
悔しかったり、
悲しかったりするでしょう。
それが普通です。
たとえば憎しみの気持ちを
持つひともいますが、
それも普通です。
憎まれても仕方のないくらい、
ものすごくひどいことを
自己愛性人格障害のひとは
しているのです。
でも、憎しみの気持ちを持つと、
あなたが醜くなってしまいます。
だからといって
我慢するのは難しいでしょう。
そうなってしまうと
ますますあなたの心はすさんでいき、
苦しくて、あなた本来の魅力も
なくなってしまいます。
ほんとうは、
その苦しい思いをする必要も
ないのです。
だって彼は
人のこころに共感できない、
その部分だけが障害なのです。
ひとを苦しめて喜ぶ病気のようなものですので、
まともに話しても
話が通じる訳がないのです。
あなたが悲しいのは
彼が普通の人間だと思って
接していたからです。
彼に分かるわけがないのです。
途中で病気になって
共感力がなくなって
しまったわけではなく、
もともと共感力が
うまく育たなかったのです。
だから、彼を治すとしたら
治すのではなく
1から教えるのですが、
共感力がないままに
大人になってしまった彼に
口で言ったところで
感覚として分かるわけがないのです。
そのため彼は、自分はなにか
人とちがうとどこかで認識しており
必死で努力するので
脳は正常なので、知能は発達します。
でも、感覚的なものは
子供の頃に大事にされたり、
ひどいことを言われたときに
一緒になって共感して
悲しんでくれたり
嬉しいときに一緒になって
喜んでくれる人がいて、
初めて育つものです。
たぶん彼は、
なんらかの事情でそういったものを
知らずに育ってしまったのでしょう。
だから大人になってしまった後で
そういった感動や感情がないままに
育っているのに
急に感じるように
なるわけがありません。
ただ、学習、という形で
そういうことは
いけないと覚えて
やらなくなるケースは
あるようです。
それはあくまでも
自制心で抑えているだけなので
おなかの中の感情が
出てしまったときは
やはり自己愛性人格障害の症状に
なってしまうのですが
かなり回数は本人の心がけ次第で
押さえることはできます。、
だから悲しんでも仕方がないのです。
彼がいつか自分で気づき
治したいと強烈に求めたときは
治療のきっかけになるかも
しれません。