自己愛性人格障害、共依存、両者の恋と間違えてしまうドキドキの秘密


こんにちは♡

今日は、自己愛性人格障害と共依存の人の

お互いに恋と間違えてしまうドキドキについて

お話したいと思います。

 

昨日の記事でもお話しましたが、

自己愛性人格障害、共依存、

ともに相手の感情を自分のことのように

感情移入してしまう特徴があります。

 

自己愛性人格障害の人は、育った環境のせいで、

自分が本当は価値がないように,感じられてしまい

相手に自分のことを認められたくて(気にしてほしくて)

どうしても尊大な振る舞いをしてしまいます。

一方、共依存の人も同様、

育った環境のせいで、自分に価値がないように、思うようになってしまい

全力で相手に歩み寄ってしまう特徴があります。

 

自己愛性人格障害の人は、

もっと俺のこと気にしてよ!と近づいてきて

魅力的な面を見せてしまい、

共依存の人は、それに答えるように

あなたを見ていますと全力で歩み寄って

相手の感情が伝わってしまいます。

 

これを両者とも恋と勘違いするのです。

 

確かにこのドキドキは普通では考えられないほどの

ドキドキなので、両者とも恋なんだ、と思ってしまっても

不思議はありません。

そこがぴったりと合ってしまって、

自己愛性人格障害の人と共依存の人は、

恋人同士になりやすい特徴を持ちます。

 

お互いが異性で、そして年齢も近ければ

自然な流れといえるでしょう。

 

Tiaraもこれをお互いの体質のせい、と知らなかったころは

すぐに恋だ、と思い込んでいたと思います。

 

自己愛性人格障害の人も、共依存の人も

相手に認めてもらいたいという気持ちは同じですが、

自己愛性人格障害の人は、

相手に自分の魅力を見せ付けることによって

相手の気持ちを自分に向け、自分が認められた存在だと思って

安心します。

共依存の人は、自分が相手のことを見ることによって

あなたを見ています、だから私を認めてください、というように

歩み寄り、これが恋なんだと思って安心します。

 

お互いに相手への認められ方が、違うのです。

 

それで相性がぴったりと合ってしまうので

よく自己愛性人格障害と共依存の二人は

とてもカップルになりやすいのです。

 

Tiaraも彼の気持ちを深く感じようとするこの気持ちが

恋ではなく、共依存という症状からくるものだとは

知りませんでした。

 

これは恋の痛みだと思っていたのです。

 

だから付き合い始めは、本当に普通のカップルよりも

幸せを感じて、お互いに結婚へと向かっていくのは

不思議なことでは、ありません。

 

でも、悲しいことに、

一緒にいることによって

お互いの症状を

お互いに強め合ってしまうのです。

 

あんなにも幸せだと思っていた彼との恋が

悲しい結末を迎えてしまうのは、

当然のことといっていいでしょう。

自己愛性人格障害の治療について

こんばんは♡

 

今日は、自己愛性人格障害の、治療について

少し考えてみたいと思います。

 

もちろんTiaraも元カレの

治療がしたかったです。

 

最後には、彼に「自己愛性人格障害だよ。」と伝えてみました。

 

※おすすめはしません。

そんなことを言ったら、

自己愛憤怒を起こし、

「お前なんかに分かるわけないだろう。」と

怒鳴られてしまいます。

 

本当に彼への愛があって、

もう二度と彼と会わないと誓える人だけ

彼が、自分の不思議な症状を考える

きっかけになってくれれば、

という思いで

言ってみるのは、いいと思います。

 

Tiaraもできるだけ彼を治したくて、

Tiaraとはダメになってしまうけど

彼が、少しでも気づけて、

病院に行ってくれたら、という思いで

言いました。

 

結果は、やはり、

「あなたに何が分かるの?」

「そんなことを言うなら

俺のどの症状を見て思った?」

「あなたにそんなことが分かるの?」

「あなたが医者じゃない以上、

あなたの言うことは信じない。」

などでした。。

それでも時間がたち、ふと、何かがおかしい、と気づいたときに

Tiaraの言葉を思い出してくれると幸いです。

 

何度も何度もいろいろな書物やネット、

カウンセリング、あらゆる

いろいろなものを読みあさりましたが、

おそらくほとんどの人が治っていません。

 

以前、ネットで、お薬で治る、

お味噌汁やコーヒーなどにこっそり混ぜると

旦那様や彼の様子が、

少しづつ穏やかになってきた、というものを

見たことがありますが、試してはいませんし、

たぶんそんなものでは、治らないと思います。

自己愛性人格障害の定義そのものが、

幼いころにありのままの自分を

受け入れてもらえなかったために、

自己が欠落した状態で育ち、

病的に周りの人に対して怒りを持っている

性格のようなものですので、

薬を飲んで治った、というのは

信じがたいのです。

 

もし、信じていたなら、

もちろん彼に試していたでしょう。

 

過去に1度だけ、自己愛性人格障害の人本人が

yahooの知恵袋か何かに答えていたのを

見たことがあるのですが、

女性の方で、

自分が自己愛性人格障害だと気付いた、

という人の

コメントを読んだことが、あります。

 

その人が唯一、

自分の過去の人間関係のうまくいかないことの

理由が分かってほっとした、

今は人となるべく会わず、

好きなことをして、

できるだけ1人でいるように心がけている、

1人で好きなことをしているときは、

割と穏やかに過ごせる。

 

たぶん誰かといたら

その人に腹が立ち、

また全力でつぶしてしまうのは

目に見えているから、

1人で過ごせば穏やかな日常を送れているので

今後も結婚する気はない、というものでした。

 

たぶん、自己愛性人格障害の人にとっての

MAXの幸せが

この生き方ではないかと思います。

 

もし、自分が自己愛性人格障害だと

気付いた人がいたら

このように穏やかに過ごしてほしいと

思います。

 

そうすれば、結構、幸せみたいです。

 

Tiaraの元カレもできる限り

幸せに過ごしてほしいと願っています。

 

そして、もう誰も傷つけないでほしいです。

自己愛性人格障害の人の心の中

こんにちは♡

今日は自己愛性人格障害の人の心の中のことについて

お話ししようと思います。

 

最近、この自己愛性人格障害という病気について

知名度が高まってきているようで

自己愛性人格障害本人が治したい、と考える人が増えてきているようです。

 

自己愛性人格障害とは、

自覚できない病気とされていますが、

周りの人に言われる、トラブルが起きて

自分で調べているうちにたどり着く、といったケースが

増えてきているのかと思います。

 

これは、とても良いことだと思いますが、

本当に治すことができたらいいなと思います。

というのも自己愛性人格障害というのは

もともとそういった精神障害を抱えている、というわけではなく、

育った環境で、長年かけてそれが当然の考え方になってしまったもので

自分がそのように育ってしまった場合、

今までの自分の考え方が

いけないものだ、とわかるようになることはないからです。

 

自分でいろいろ調べたり、

自己愛性人格障害について勉強をしたりして、

他人の心理とはこういうものだ、

本来、自分も他人も価値のない人間などではない、ということを

本人も気づいていないところから

学んでいという方法しかないからです。

 

自分で分かるようになるというよりは

他人との関係を勉強して学ぶ、という感覚です。

治る、とは少し違います。

 

でも、自己愛性人格障害という障害のために

人間関係がうまくいかず、苦しんでいるのは

自己愛性人格障害の人も同じです。

 

どうしてこうなってしまうのか、と本人も悩んでします。

 

しかし、被害者は自分で気づくことができますが、

自己愛性人格障害は自分では、気づくことはできません。

 

そして、被害者は、本当に理不尽に痛めつけられて

苦しむのですが、

自己愛性人格障害の人は、

むしろ社会では成功していることのほうが

多いのです。

だから、自己愛性人格障害の人自身は

自分はそれで正しい、と思っていることが多く、

周りの人のほうが間違っていると思っていて

治したいとは思いません。

 

しかし、自分でも気づいていないところで

自尊心が異常に低く、価値のない自分が耐えられなくて

必死で虚勢を張っているので、孤独で傷つきやすく

本人も苦しんでいるのです。

 

その一方で必死で虚勢を張って

誰にも文句を言わせないようにその切迫観念から、

必死で努力を続けているのです。

 

本人にとっては辛い状況なのですが

社会では、仕事ができて対人関係もうまく、成功している人も多いので、

この苦しみが誰にもわかってもらえず苦しんでいるのです。

 

仕事ができて頭がよく、対人関係もうまい人が

病気などと、周りの人も思うはずがなく、

自己愛性人格障害のその本人と

被害者だけが、苦しみ続けているのです。

 

愛を信じることができず、本当の人間関係を築くことができないので

もし、

これが治せるとしたら

普通の人よりも、幸せな人生が送れるはずなのです。

 

自分へのこだわりが強く、自分のことしか考えられないので

周りにいる人間を次々に傷つけて、

自己愛性人格障害の人も結局は1人になります。

 

信頼関係の元に健全な人間関係を構築することができないので、

社会的には成功していても

結局は孤独に苦しむことになるのです。

 

それに気づくことができるチャンスは

とんでもないトラブルが起きて

自分でもこれはおかしいのでは?と思うほどの大ごとになったときだけです。

 

 

だから、自己愛性人格障害の人は、

非常に強いですが、

被害者が自分から離れないと、

自己愛性人格障害の人の思い通りに事が進み続けてしまうので

なかなか気づけません。

 

だから自己愛性人格障害の人が

これはおかしいと気付くきっかけになれるよう

彼の思い通りに、上手くいかせてはいけないのです。

 

自己愛性人格障害の人が気づく第一歩が治療へのきっかけになりますので、

自己愛性人格障害の人のことを想うなら、

彼から離れてあげるのが、

一番の治療への近道なのです。