こんばんは♡
今日は、自己愛性人格障害の人の
しがみつき行為について
お話ししたいと思います。
まず、はじめに言っておきますが
自己愛性人格障害とは
ただの嫌な奴ではありません。
最近、自己愛性人格障害について
少しづつ、知っている人が増えてきていますが
大した知識もないのに
なんとなくのイメージだけで
ちょっと嫌な奴がいると
自己愛性人格障害だ、
などとすぐにいう人がいますが、
それは違います。
自己愛性人格障害とは、
自分ではそのつもりもないのに
自分に引き寄せた人を
どうしても虐待してしまうような
精神状態を持った人のことで
ただの「嫌な奴」というわけではありません。
自分で引き寄せた、
ということがポイントになります。
ただの嫌いな人に嫌なことをするのは
やっていいか悪いかは、置いておいて
ただの普通の人なのです。
自己愛性人格障害の人は
一番好きな人や大切な人にまでするから
おかしいのです。
ただ嫌なことをするだけの人や
ただヒステリックなだけの人は
自己愛性人格障害ではありません。
自己愛性人格障害の人は
自覚なくやってしまっていますが
ただの嫌な奴は
自分でも分かっていてやっています。
そこが違うのです。
Tiaraはむしろただの嫌な奴のほうが嫌です。
でも自己愛性人格障害の人は
仕方がないとはいえ
本当に怖いのです。
自己愛性人格障害の人の怒りとは
むしろ、心の中の大きな不安や
自尊心が低すぎることへの恐怖からきています。
本当は臆病なのです。
ただの嫌な奴は
たいていの場合、臆病ではありません。
自覚してやっているため、
いけない、ということが分かると
即座にやらなくなる可能性もあります。
話し合いも、ののしりあっているうちは
話し合いになりませんが、
時間がたったり、落ち着いて考えてみると
普通に話ができたり
分かり合ったりすることがあるのです。
でも、自己愛性人格障害の人は
その恐怖が何なのか、
自分でも見ないようにしていますので
分からないのです。
自分の魅力を鏡のように
映し出す人を求めてそばに置き
そばに置いている間にだんだんと
虐待をしたくなり、
その思いをだんだんに強めていき
やがてそれが当たり前のような
感覚におちいってきます。
そしてそれに本人も気づいていないのです。
ほとんどの被害者の皆さんもそういうのですが、
Tiaraも、本当に最後になるまで
何度も別れては戻りを繰り返しても
激化するまでは気づきませんでした。
本当にTiaraのことが好きで
ちょっとしたことで怒るので
また連絡が取れなくなるけど
そのうちまた彼のほうから会いたくなって
連絡がくる、
くらいにしか考えていなかったのです。
でも、激化すると
あまりにも不自然なことで無視をしだしたり
怒りだしたりしだすので
何か変だな、と思っていた気持ちは
やっぱり変だ、不自然だと気付くように
なってしまいました。
たいていの被害者がここで気づきます。
何もなかった、とか
今のでこんなにも激怒するのは変だ、
と気づくのです。
自己愛性人格障害は
激化すると本当に怖いですが、
激化したときに、たいていの被害者は
気づきます。
だから激化する事は
彼とはなれるチャンスなのです。
彼から別れよう、と言われたとき
1人になります。
そんな時こそゆっくり考えてみるチャンスなのです。
相談者の方で、
離れてから1か月ほど経った後に
彼や彼女から
恐ろしいほどのしがみつき行為をされた、
という人がいますが、たいていの場合
戻ってはいけません。
なぜなら、いったん離れてから
よりを戻すと、
以前よりもパワーアップした
モラハラにあってしまうのです。
逃げられる時に逃げておかないと
だんだん逃げにくくなります。
それはマインドコントロールにより
あなたのほうが
離れられなくなってしまうからです。
そうなったときは
今度離れたときに、心をつかまれるような
苦しみが待っています。
怖いのに
どうしても自分から
会いたくなってしまうのです。
それは、共依存の苦しみで
そうなってしまうと
もうそれは、彼がいなくなっても
あなたの心がそうなってしまうので
1人で苦しみ続けてしまうのです。
こうなったときには
もう彼は加害者ではなく、
彼に関係のないところで
あなたが1人で病気になってしまった
ということなのです。